こんにちは、yoshiです!
在宅勤務で快適だけど、気が散って ちっとも作業が進まない。。
周囲の目が無いから、スマホがチカチカするとスグに見ちゃう。。
もったいない。
在宅勤務のメリットは、自分のペースで仕事ができることだよ。
集中してやるべき仕事を終わらせれば、もっと有意義に時間が使えるよ!
今が私達が生きている社会はありとあらゆるものが、あなたの注意を引きます。
スマートフォンは四六時中通知を伝えるために明滅し、
スマートウォッチは通知の度に振動し、
ディスプレイに目を向けても、タスクバーのアプリケーションも自己主張してきます。
これらが、こぞって集中したりやりたいことを中断させ、注意を引き、集中を途切れさせるのです。
マインドフルネスは、注意力を散漫とさせる現代において「今ここ」に集中させるために開発された集中力向上トレーニングです。
いわば「精神の筋トレ」といっても過言ではありません。
そして、筋トレと同じように1度や2度行っただけで、「効果を実感できる!」と言う
甘っちょろいものではなく、継続して続けることでメリットを教授出来るスキルになります。
今回参考にさせて頂いた文献では、違いがわかるようになるまで約3ヶ月〜半年。
マスターしたと言えるレベルになるには600時間、つまり2〜3年に必要になるという、
かなりストイックなメソッドになります。
え?効果実感まで3ヶ月?半年?
すみません、今回はパスで。
シリコンバレーの起業家たちは2010年くらいから、こぞってやっているね。
世界でしのぎを削っている彼らが取り組んでいるということは、それ相応の効果があると思うな。
手に入れにくい反面、その効果は絶大で「今ここ」に集中できるということは、
かなり高可用で汎用的なスキルを手に入れることが出来ます。
- 生産性・集中力UP
- どこでも自分の家のようにくつろげるようになる
- すべての基本的な能力の向上
生産性・集中力UP
「今ここ」に集中するということは、それ以外のことを考えないということです。
それはつまり、生産性に直結します。
だらだらと動画や音楽を聴きながら作業をすると、単純な作業でもない限り捗ることはありません。
思考があっちこっちに行かないことにより、それについて深く考えることができるようになります。
どこでも自分の家のようにくつろげるようになる
「今ここ」に集中するということは、休むことにも集中することができます。
カフェで周りの音や人が気になったりしますよね?
これもマインドフルネスによって注意力を鍛え上げることで、どこでも気にせずゆったり過ごすことができるようになります。
すべての基本的な能力の向上
言い過ぎですか?
いえいえ、そんなことはありません。
マインドフルネスは、すべての動作に当てはめることが出来ます。
マインドフルネスで聞く・話すことでコミュニケーション力を高めたり、マインドフルネスでリラックスしたり、マインドフルネスでゲームを楽しむ、勉強の効率を挙げるなどなど。
いつでも集中できるということは、人生の全てに還元できるスキルになります。
Index 閉じる
マインドフルネスとは
マインドフルネスとは、現在起こっている経験に注意を向けることを指します 1 。
もともとは仏教の瞑想として発達しました。
1979年にアメリカでその効果が医療行為として注目され、宗教的な要素を取り除き、集中力を高めるトレーニングとしてメソッド化させたものをマインドフルネスと呼んでいます。
マインドフルネス瞑想のやり方・考え方
マインドフルネスの本質は、「注意がそれたら、それに気づき、もともと注意を払っていたものに意識をもどす力を鍛えること」といえます。
マインドフルネスのトレーニングとしては、瞑想が一般的です。
瞑想は、「呼吸」へ意識するところから始まります。
- 吸って、吐いて…と呼吸へ意識を向けます。
- だんだん脳が暇になり、呼吸から意識が逸れます。
(やってみるとわかりますが必ず逸れます) - 呼吸から意識が逸れたことに気が付きます。
- それた意識を呼吸に戻します
ポイントは、3の呼吸から意識が逸れたと気づいたときに、評価をしないことです。
「意識が逸れたな、よくないなぁ、次は気をつけよう」と逸れたこと自体評価する必要はないということです。
意識がそれてしまうのは自然な人間の思考なので、それをいちいち否定してしまっては、どうしようもない事で自己肯定感をさげることになってしまいます。
逸れること自体は自然なものと受け入れ、逸れることを前提に素早く4の意識を呼吸に戻すことが大事になります。
意識が逸れても気にしないことが大事なんですね。
その通り。
逸れるのは生物の機能として自然なことなんだ。
だから、逸れたら戻す力を鍛えることが大事なんだよ。
この逸れた意識を戻す力を鍛えることで集中力が増します。
集中力が極限になっている状態とは気が逸れてもすぐに集中したいところへ戻っているだけです。
その時間が極限に短く気が付かないだけで、人間の思考それ自体は、気づかないうちにあらゆる方面に気が散ってきます。
マインドフルネスの続け方
繰り返しになりますが、マインドフルネスは「注意がそれたら、それに気づき、もともと注意を払っていたものに意識をもどす力を鍛えること」です。
瞑想は一つのやり方でしかなく、瞑想以外の方法でも、生活の様々な場面で鍛えることができます。
そのため、瞑想がどうしても合わない、そんな時間が取れないという方には別の方法があります。
参考文献にも様々なトレーニングが載っていますが、代表的なものを紹介します。
マインドフルネス・ウォーキング
その名の通り、ウォーキングです。
しかし、ものすごく身体の動きに意識を向けながら行うウォーキングのため、やってみるとわかりますが外でやるのは恥ずかしいレベルでゆっくり歩くことになります。
- 数メートル歩けるぐらいのスペースを確保
- ゆっくりと息を吸って息を吐きます。これに合わせて1歩を踏み出します。
- 呼吸とともに歩くという行為に伴って動く全身をじっくり観察します
- 2に戻ります
この3で、足が上がるときの体重バランスの変化や、足が徐々に地面に近づいていく感覚、足が地面を捉える感触、重心が移動していく様子、、といったように「スローモーションで歩くという行為を詳細に描写」するというイメージで歩きます。
結構大変です。
他にもマインドフルネス・イーティングという食べることにものすごく集中するという方法もあります。
やり方はウォーキングとほぼ一緒です。とにかく「スローモーションで食べるという行為を詳細に描写」するイメージで食べることを味わいます。
めっちゃ食べるのが遅くなります。
副次的な効果として、「ゆっくり食べる」ことになるので、少量で満足感を得ることが出来、ダイエットにも効果的です。
このように、日常生活を「ちょっと凝った小説のように詳細にその行為を描写する」という感覚で集中することで、注意力を鍛えることが出来ます。
このとき、意識が逸れたら戻すことを忘れないようにすれば、マインドフルネスなトレーニングとなります。
まとめ
まとめです。
マインドフルネスを極めることで、高可用・汎用性の高いスキルを得ることができます。
そのスキルの本質は「注意がそれたら、それに気づき、もともと注意を払っていたものに意識をもどす力を鍛えること」でした。
マインドフルネス〇〇は、基本的に「ちょっと凝った小説のように詳細にその行為を描写する」ことで自分の集中力・注意力を今している行為へ全力で注ぎ込むことです。
意識が逸れたときに、いかに素早く意識を元に戻すかがポイントであり、その力を鍛えるための手段の一つがマインドフルネスです。
それでは、充実したシステムエンジニアとして生きるために自分を磨いて行きましょう!ではまた!